お仕事おひとりさま


新卒でまずはエンタメ系ベンチャー企業の会社員、そして弱小零細イベント企画制作会社を2006年に立ち上げ、2023年現在ここまでなんとかやってこれていますが、それらはいずれも予め契約がある「企業への納品」であり、はっきりと明確にキャッチボール相手がいて、期日も報酬額も見えるものです。これもなかなか大変だと思っていたのですが・・・


2013年から完全に自分自身でのプライベートワーク(東京と大阪で、自身をコンテンツとした店舗経営・運営)にもチャレンジしてまもなく10年。これが、会社員よりも、弱小零細企画制作会社よりも、『最も大変』で『最もおもしろい』(と負け惜しみ的にあえて言っておこうw)と感じています。


「店」という形態にしているため、東京や大阪の激戦区で少しでも休むと存在感が1日ごとに薄れていきます。逆に開けておれば開けているほど実入りがあるとも言えますが、そこに保証はもちろん一切ありません。


そしてこれまで、エンタメ系ベンチャー企業でも、イベント企画制作業でも、核となる「コンテンツの完成品」があり、それらをプロモーションして集客するための仕掛けを考えたり運用したり演出する仕事をメインに行ってきました。しかし自身の店では、自身の企画・コンテンツを完成させ、自身で宣伝・広告し、場所の維持管理、運営系・接客全般まで文字通り『ひとり』で行うのみであり、キャッチボール相手もいなければ、報酬も結果からしか見ることができない、書けば書くほど過酷なことをやっているなあと、ここ最近思うのです。お店をひとりでやっている方はもれなく全員、同じでしょう。


各ジャンルのプロと都度組んでやってきたことを、規模は遥かに小さいですが全部ひとりでやるわけですから行き着くところ才能などよりも「気力・体力」あるのみです。とにかく「気をしっかり持つこと」に尽きます。思い返すこと、2006年に起業してからの様々な社会的要因による業務損失(リーマンショック、3.11、コロナ)での吐きそうな大変さと忍耐とが、今ひとりで全部やれている図太い気力を作ってくれたと思います。




阪神・淡路大震災から自力で復興した神戸市
2023/06/22 撮影
神戸・メリケンパーク




「やりたいことをやっている」ように見えるかもしれませんが、自身の中では「自分がやれること」だけやってきた、という感覚なので、"夢が叶った" とか "自分は自由である" などの発想もありません。これは、「本人の実際」と「周囲からの見え方」の乖離であり、夢や憧れの対象などではないのは間違いない(笑)


具体的に「この職業になりたい」という願望がはっきりあって、そこに長らく邁進してきた人が私にとって一番うらやましく美しい存在。医師、パティシエ、フロリスト、雑誌ライター、パイロットなどなど。その職人気質性と<対極>の位置にいる自身はこれからもなんでも屋であり、やれることだけやっていくのだろうな。


現在の「ひとりワーク」はアミューズメント寄りのカウンセリング業で毎日たくさんのお客様と『クローズドの対面コミュニケーション』をしています。この先、もしやれるチャンスがあるならコンセプトBARをやりたいなあ。オープンコミュニケーションの場が欲しいなあ。


とめどない話になっていますが、完全に満足する終点などはどこまで行っても無いということです。各方面のお仕事の方々と、こういうお話をよくするのですが、行き着いた人どうしで「ちょこっとコラボ」みたいなことをたまにやるのが良いのでしょう。「こなれた人たち」でないと、コラボは難しいです。各ジャンルのプロと都度チームを作って予算・売り上げが決まっている案件業務をしているのと、ひとりオーナーどうしのコラボって、全然別物です。


先日投稿しました海王星魚座時代があと2年で終了しますので、ちょっとがんばらないとな〜


ー maki


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