あなたの「いいたいこと」・わたしが「ききたいこと」



主義主張、自己主張をするのはおおいに結構。好きなようにやるといいでしょう。


しかし、そこに特に「商売」のニュアンスが入る時は要注意です。


だいぶ上から目線で、言い切る・白黒発言・などなど、あたかも自分が世界のリーダーかのように「主張」している表現をあちこちで見るにつけ、それは単にあなたが「言いたいこと」の一方通行表現ですよね。と感じます。



言いたいこと言って、スッキリしてるだけではありませんか。






先日、連日の深夜までの業務に続き、神戸ー東京の飛行機の遅延で移動が遅れ、非常に疲れきっていたタイミングである人(男性)と少し会って話をすることになったのですが、



「すごく疲れていて目にクマができているので、もっと休むべき」



と "指導目線" で言われてしまいました。


それも会社員が自営業の人間に向けてです。休むという概念が異なるフィールドの人にさも全部知っているかのように言われても・・・


その人は、私に指導したかったのもあるでしょうが、その人が「言いたいことを言っただけ」に感じました。



実際、数日間睡眠が少ない中で、早起きして雨の中空港に向かい、荒天のせいで飛行機も遅れて空港で待機、搭乗して羽田から高湿度・高密度の雨の都内の移動をしてきてそのすぐあとだったんですよね。正直、そんな待ち合わせなんかキャンセルしてさっさと眠りたかったです。雨の中スーツケースも持っていて手も肩も痛いし、低気圧でズキズキ頭痛はするし、そのタイミングで「休むべき論」なんて持って来られてもどうしようもありません。


そこに必要なのは、「いま・この人は・どんな言葉・を聞きたい・だろう?」という想像力と思いやりです。


ましてや女性に対して、疲れを感じて自分でもわかっている目の下のクマなんて、いちいち指摘されたくありません。



では、その方は私にどんな言葉をかけるべきだったでしょうか。



移動してきて疲れているであろうことはその人だってわかっているはずなので、会うための準備をしたということに対して労いの言葉が良いのではないでしょうか。ずぶ濡れの体操着でやって来たわけではありませんのでね。


「そのワンピースいいですね」でも「それはどこのピアスですか?」でも、なんでもいいんです。


実際、シャネルのピアスをしていましたので、「綺麗なのをつけていますね」など、そういうのをほめたりしてねぎらった上で「甘いものはいかがですか?」「今日は早めに切り上げましょう」って言われたいです。それだと「疲れ・目のクマ」に対して "思いやりのある言葉" に受け取れますね。



最後の最後に香水を褒められましたが、目の下のクマを思い切り指摘された後でしたのでなんの意味もありません。残念ですね。



強い自己主張、言いたいことを相手に投げつけるのは簡単です。


でも、相手が「何を聞きたがっているか」


それを想像できて、言えるようになったら人間関係は面白いほどうまくいくかもしれません。


まして、「商売」をやる上では「必須」でしょう。



あなたが声高らかに主張していること、あなた自身が誰かに言われたらどう感じるでしょうね?たぶん否定するでしょう。


こうしろ、ああしろ、べき論


あーうんざりですね。。。



「自分が言いたいこと」


「相手が聞きたいこと」



そこに大きな乖離があることを考えると良いかもしれません。


ー maki


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